新人指導 OJT

新型コロナウイルスの影響で、新卒さんの研修も全体→少人数・講義のみ→研修中止

となり、すべて病棟で指導していくことになりました。

自分の業務をしながら、OJTでの指導に難しさを感じているところです。

 

OJT:仕事で必要な能力を見つける職場内教育

Off-JT:集合教育や部署の勉強会

 

OJTのメリット

①実践と訓練(学習)が密接に結びついており学習者に意欲をもたらす

②仕事上のスキルを効果的に学習することができる

③低コストである

④自由がきく(必要な時に実施することができる)

⑤学習したことを仕事に転移しやすい

 

OJTを展開することが困難な理由

①事前にすべてを計画しておくことができない

 患者の状態によって、突然何か新しいことを学んでもらわなければならなかったり、

 振り返りを一緒にしている中で新人が知らないことや分からないことがあったことが

 発覚して教える機会が生じたりと、突然な場面が出てくる。その際、教える側も学ぶ

 側も準備が整っていない。

②患者のケアが最優先になる

③学ぶ側の準備状態、学習進度に個人差がある

 看護基礎教育における体験や到達度も新人それぞれによって異なる

 

OJTをよりよく機能させるために

①指導者が育つこと

 指導者という役割に取り組む前から終わった後まで継続的な研修や部署での支援が必

 要

②事例の蓄積

 看護師が患者との関係の中で看護を学び深めるように、指導においても指導する・教える経験(OJTで直面しやすい困難や戸惑い)を通して、自分の力を高めることができる。

 

 

新人さん。以前は、初めの頃は暦通りの出勤でしたが、数年前からゴールデンウイークから休日出勤が入るようになりました。ゴールデンウイーク明けに第一回目の離職の波がくるので、その対策みたいです。

休日は看護師人数が少ない中に新人さんが1~2名入ります。色々させてあげたいけれど、なかなか難しいこともありそう。でも、まだできることが少なくて新人さんの方が居たたまれない気持ちを持っているかもしれない。新人さんの気持ちも考えながら関わっていこうと思います(*^^*)