最近耳にするセル看護方式とは

PNS選定会が終わったと思ったら、

今後看護方式が変わるかもしれないという噂が入ってきました。

決めた年間パートナーはどうなるのだろう(・・?

 

最近「セル看護方式」というのが流行ってきてるらしいです。

 

●セル看護方式とは

看護師の動線の“ムダ”を省くことで少しでも多く患者さん傍でケアできる時間を確保し、「ケアの受け手の価値を最大化すること」を目指す看護方式

 

製造業にはセル生産方式と呼ばれる生産体制がある。1人もしくは数人の小集団が製品の組み立てから検査までの全工程を受け持つことで待ち時間を排除し、生産性を上げる方式。このセル生産方式を看護分野に応用。

 

セル看護方式が従来の看護提供方式と異なるのは、患者ー看護師間のやりとりだけに注視するのではなく、業務の「流れ」と患者に与える「結果」にも着目し、勤務時間内に最高のパフォーマンスを上げる点にある。

その中で特筆すべき点は

①受け持ち患者の均等割り振り

②看護業務のムダ取り

の大きく分けて2つ

 

●受け持ち患者均等割り振り

セル看護方式では、看護師1人当たりの業務量軽減のため、師長を除く日勤看護師全員が日単位に患者を割り振られ、担当患者に対するあらゆる業務を受け持つ。

 

●看護業務のムダ取り

セル看護方式は、従来のスタッフステーションを起点とした情報収集やカンファレンスではなく、ベッドサイドを起点とした業務運用を基本とする。この取り組みを最大限実現するために①動線のムダ、②記録のムダ、③配置のムダの3点に絞り、それぞれの対策を講じる。

動線のムダ取り

患者のそばに看護師が居続けるための最重要項目。スタッフステーションと病室間を何度も往復しないよう、カートに物品を詰め込んだり、病室周囲に棚を設けたりして、少しでも患者のそばにいる時間を確保する。

②記録のムダ取り

利活用されないメモや下書き、重複した記録の削減を目的とする。そのため看護ナビコンテンツの活用や叙述記録の廃止、患者サマリーの簡略化など、必要最低限の情報伝達を心がける。

③配置のムダ取り

業務量を均等にし、定時退勤を実現するための対策。注目すべき点は、業務内容に詳細なタイムスケジュールやマニュアルが設けられていること。スケジュールに沿って、業務に遅れがないかを常にチェックすることで時間軸を意識した生産性の向上が見込める。

 

調べてみたけれど、日勤はできたとしても、夜勤はどうなるのだろう?

リーダーがないのなら、病棟の情報の集約は?

急変があったときは、誰が指揮をとるの?

勤務は誰が作るの?

今は看護補助者が補充や清潔ケア協力してくれているけど…など色々疑問が出てきますね。

 

まだセル看護方式に決まったわけじゃないから、頭の片隅にでも置いておきます(*^^*)