収入減少、何かと出費が多いこの時期
少しでもお薬代抑えられればいいですね(*^^*)
1.どの薬局に行くかで変わる負担額
調剤薬局は、
・街中にある一般薬局
・病院付近にある門前薬局
・病院の敷地内にある門内薬局
に分けられます。
どの薬局を利用しても薬の値段は同じですが、支払額に含まれる調剤基本料が異なります。
調剤薬局の調剤基本料
・街中の薬局(一般薬局)→130円
・病院付近の薬局(門前薬局)→80円
・病院付近の大手チェーンの薬局(門前薬局)→50~60円
・病院内の薬局(門内薬局)→30円
このように、全く同じ薬を処方してもらっても、受け取る薬局で最大100円くらいの差がつきます。
2.お薬手帳は持参する
調剤薬局を利用すると服薬指導などに対して、薬剤服薬歴管理指導料がかかります。お薬手帳を持参するとこの指導料が安くなる仕組みになっているので、薬局に行く際は忘れないようにしましょう。
・初めて行った薬局またはお薬手帳なし→160円
・6カ月以内に利用した薬局でお薬手帳あり→120円
*大型門前薬局やチェーン展開している薬局は、お薬手帳を持参しても薬剤服薬歴
管理指導料は160円
3.薬局を利用する時間帯に気を付ける
病院での診察に時間外加算があるように、薬局が営業している時間でも利用する時間帯によっては時間外加算があります。
調剤薬局の夜間・休日等加算(120円加算)
・平日 午前0時~午前8時、午後7時~午前0時
・土曜 午前0時~午前8時、午後1時~午前0時
・日曜、祝日 前日
料金が加算されている時間帯は、上記の通りです。仕事帰りに診察を受けて薬局に行くと午後7時を過ぎるかもしれません。また、土曜日の午前中に診察を受け、薬局に行くのが午後1時を過ぎるかもしれません。早めに病院、薬局に行くことで節約につながります。
4.ジェネリックを利用する
オーソライズドジェネリック(AG)とは先発医薬品と全く同じ成分(原薬の有効成分や添加物、製造方法まですべて同一)のジェネリック医薬品です。先発医薬品メーカーが関連会社などに特許権を許諾し、同一品質のジェネリック医薬品として販売されるのが一般的です。飲んでいる薬にAGがあるか薬剤師に聞いてみるとよいでしょう。
いきなりジェネリックに切り替えるのが心配な時は
自分に合うか心配な時は、短期間だけの「お試し調剤」がおすすめです。お試し調剤は先発医薬品(新薬)を初めてジェネリック医薬品へ変更して調剤する場合に利用できます。
一回目調剤(ジェネリックを短期間調剤)
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2回目調剤(そのままジェネリックを調剤)
*何か不都合があった場合は、変更前の新薬へ戻せます
*2回目の調剤時薬代に上乗せ料金がかかります。詳しくは薬剤師に相談。