接遇研修①

接遇とは

・相手のことを心から大切に思い

・その気持ちを言葉や態度、表情などのかたちにして

・相手に伝えること

  ↓

できているかは相手が判断する!

患者さん視点で接遇マナーを考える

 

▢患者さんに信頼される接遇マナー

1.第一印象で安心・信頼を与えるには

*最初に会った人でその病院を評価する。最初の印象が悪いと、うまく信頼関係を築けず、治療方法に納得いただけなかったり、反対に印象が良いと、後々の治療がスムーズに遂行したりもする。

メラビアンの法則

 視覚情報 55%  聴覚情報 38%  言語情報7%

*身だしなみチェックポイント

 ①清潔感  ②機能的  ③控えめ

 自分の仕事は何なのかをよく理解し、職場にふさわしい身だしなみを心がける

 

2.挨拶で心を通わす

*挨拶のポイント

 ①自分から先に

 ②明るい声でタイミングよく

 ③笑顔を添えて

 ④動作を添えて

*返事も立派な挨拶

 

3.基本動作は目に入る言葉

姿勢、座り方、おじぎの仕方、手の指し示し方 など

 

 

▢患者さんと良質なコミュニケーションを図るには

1.聴くことから始まる

カウンセリングマインド(受容・共感)の気持ちを持って聴く

 ①正確に聴く

 ②タイミグ良く、相槌を打ちながら聴く

 ③温かい、親しみのある態度と表情で聴く

 ④先入観をもって聴かない

 

2.わかりやすく話すには

 ①正確に話す…正しい言葉、分かりやすい言葉で話す

 ②簡潔に話す…ワンセンテンスを短く

 ③誠実に話す…自尊心を傷つけるような言葉は態度は避ける

        やさしい(優しい・易しい)言葉で話す

 ④明瞭な声と言葉で話す

 ⑤まっずぐ相手をみて話す

 

3.自分の話し方のくせを知る

4.正しい敬語を使用する
*気配り言葉の活用

 ①クッション言葉

  例:恐れ入りますが、お手数おかけしますが、失礼ですが…etc

 ②否定形は肯定形に置き換える

  例:だめです、できません→いたしかねます、~ならできます

 ③命令形は依頼形に置き換える

  例:〇〇してください→〇〇していただけますでしょうか