接遇研修②

▢職員間でのコミュニケーションをスムーズに

1.つい、うっかり!では許されない「報連相」の重要性

 …すぐ報告

 …密に連絡

 …よく相談

 

2.指示、命令の受け方

 ①名前を呼ばれたら、明るい声ではっきり返事する

 ②筆記用具とメモを用意

 ③要点を簡潔にメモする

 ④指示、命令は最後まで通して聞き、途中で質問ははさまない

 ⑤復唱して、疑問点はしっかり確認

 ⑥気持ちよく「かしこまりました」と受ける

 ⑦指示が重なったときや、指示通りできないときは、その理由を伝え、

  優先順位や方法を相談する

 

3.報連相のそれぞれのポイント

1)効果的な報告

 ①仕事が終わった段階でただちに報告すること

 ②内容を整理して要点を簡潔に伝える

 ③結論から話す

 ④悪い報告は早くする

 ⑤報告の仕方を使い分ける

  口頭、文書、口頭+文書

2)スムーズな連絡

 ①情報が流れる人間関係を作る

 ②正確・迅速に、タイミングよく伝える

 ③小さな情報もおろそかにしない

3)上手な相談の仕方

 ①相手の都合を考える

 ②問題や状況を整理して簡潔に

 ③謙虚な気持ちで相談する

 ④(相談後の)結果を報告する

 

 

その他

新人教育で「報連相」定番でしたが、今は色々あるのですね…。

◎すること

「こまつな」=困ったら、使える人に、投げる

「きくな」=気にせず休む、苦しいときは言う、なるべく無理しない

◎してはいけないこと

「ちんげんさい」=沈黙する、限界まで言わない、最後まで我慢

 

 

 

◎部下の報連相に対して上司の「おひたし」

最近これ好きです!

「お」:怒らない

「ひ」:否定しない

「た」:助ける(困りごとあれば)

「し」:指示する

1)お(怒らない)

怒る=感情に身を任せる 行為はNG。ただし、相手のためを思って注意する「しかる」は必要。

2)ひ(否定しない)

冒頭からいきなり否定するのは避け、まずは相手の意見や言葉を受け入れてから自分の意見を伝える。こうすることで否定ニュアンスを和らげることができる。また受けて側も否定されたと落ち込まないことが大切。マナーはお互い様。

3)た(助ける)

過剰に助けすぎると、部下の成長の妨げになってしまうことがある。いきなり助けるのではなく、部下が悩んだり困ったりしている時は、サポートする。その結果をみて、さらにサポートするのか判断する。

4)し(指示する)

部下は常に的確な指示が欲しいと思うもの。しかし、部下も何でもかんでも指示待ちの状態になるのではなく、自分で考えるという自発的な姿勢が大切。上司としては、部下が伺いを立てやすい雰囲気を日ごろから作ってあげることが大切。