新人指導 シャドウイング

新型コロナウイルスで深刻なところですが、新人さんの指導も始まってます。

まずは、PNSシャドウイングから始めてます。

 

シャドウイングとは

もともとは「ジョブシャドウイング」と呼ばれ、米国で行われている子供向けのキャリア教育の一種」で、生徒が企業の職場で従業員に“影”のように密着し、その仕事内容や職場の様子を観察する方法

 

シャドウイングの目的

①当該職場ではどのような仕事がどのようにされているか知る

②自職場はどのような様子なのかという雰囲気を知る

  ↓

実践の見本となるような人とともに行動することで、学習者が一定の行動をとることができる。

 

 

病棟に慣れることを目的に、指導者や先輩スタッフと共に行動し看護していきますが、患者を受け持つ不安を和らげるものである一方、実践現場から何を学べばいいか分からないという苛立ちを感じさせたり、自分自身を無意味な存在として認識してしまうこともあるようです。

シャドウイングがうまくいきにくい理由

1.学習者に見てもらっているだけでは大事なことが伝わらない

 ⇒この場や状況の捉え方や考え方のポイントを新人に説明してみましょう

2.実践を見せている先輩が、実践そのものに自信がもてていない

 ⇒先輩すべてが経験豊かであるとは限りません。先輩が自信を持てていない場合で

  も、新人とその場を一緒に振り返り、その場で大事なポイントをともに学ぶこと

  で、先輩自身が確実な知識や技術を身につけ、さらに“ともに振り返る”ことを通し

  て、新人もシャドウイングした場面から学ぶことが可能

3.見たからといって、その実践ができるとは限らない

 ⇒実践は身体技能を伴うため、ある程度の反復の機会が必要

 

 

シャドウイングの流れ

①実際に見せる

②ポイントを説明する

③新人がとった模範行動のよいところ、よくないところを伝える

 (フィードバッグ)

④できていなところは、もう一度正しい方法を実際に見せる