30代から看護師へ 新人研修

4月配属病棟決まるも、実際に病棟へ出勤するのは研修後。

1週間の研修。

1日目:辞令交付式、病院の理念・組織・管理、身分証明書写真撮影、歓迎会

2日目:福利厚生、病院活動、防災、地域連携

3日目:マナー研修

4日目:医療安全、感染対策、救急法

5日目:メンタルヘルス、情報管理、保険診療

6日目:看護部(組織・倫理・業務・記録など)、看護協会について

まずは全職種合同研修、最後に各職種研修だった。

基本的なことを学び、病棟へ。

病棟勤務となるも、看護師免許が届くまでは、患者の体内に入る看護技術はできない。

その間、ひたすら清潔ケアや採血や検査介助などの看護技術を磨く。

 

 

私が初めて就職した会社は、内定後、入社前に外資系に代わってしまった。

入社直前に連絡が入り、新人研修・制服はなくなったと連絡が入る。

受付事務だったので、まず服装から困った。

担当部署が決まるまで、3日程度スタッフの事務補助。

そして簡単な説明を受けて窓口に座り、やりながら覚えるといるスタイルだった。

マニュアルもなくひたすらメモして覚える。

外資に代わり、顧客からの問い合わせも多く、スタッフもバタバタしていた。

*思い出した…

 ある顧客が来店するも対応しきれず。私の指導先輩は席を外していていない、他スタッフに依頼するも忙しいと断られ、担当部署の上司に依頼するも「がんばってみなさい」とだけ言われ、再度1人で対応することに。

当然顧客は怒り、書類で顔をはたかれ、その書類を投げつけて帰っていった。

その場にみんな居たけど、顧客が帰ってから「大丈夫?」と声かけあり。

そんなこともあったな~。

当時は社会に出たばかりで右も左も分からず、毎日覚えるだけで精一杯だった。

 

 

時代もあるのかもしれないが、就職場所や職種によって、かなり違うものだと感じた。

人の命をあずかる仕事、看護師の高い離職率、病院としての理念、厚生労働省・看護協会のお達しなど様々な理由もあり、新人教育の大切さ・必要性を感じた。